悪化の前触れは、教科書ではなくあなたの筆跡で書かれている——ただし、書き取った紙は診察室に持っていくためにある
前触れの多くは、病気らしい症状の顔をしていない。眠りが浅い、人に会いたくない、いつもの手順が面倒——ありふれた不調の並び方だけが、その人固有の順番で立ち上がる。しかも進み方は速い。総説が拾った範囲では、多くが4週間に満たない期間で進む。
環境の次に来るもの——静かな日にこそ作る装置
前の単位012「環境調整力」で扱ったのは、意志ではなく環境に働いてもらう技術だった。薬の置き場所、動線、職場や学校での配慮、エネルギーの配分。設計がはまれば、調子のいい日は半分自動で流れていく。
だが環境設計には限界がひとつある。よく設計された環境は、悪くなり始めたことを教えてはくれない。むしろ逆で、うまく回っている仕組みは、少しくらい調子が落ちても表面上は同じように回り続ける。気づいたときには、もう深いところまで来ている——という経験は、病気を抱えた人の多くが通る道だ。
ここから棚は桃の段に入る。長い時間軸で自分を組み直す4つの単位の最初がこれだ。悪化の前触れを、他人の言葉ではなく自分の言葉で持っておく。
そして、この単位でいちばん強く書かなければならないことを先に置く。早期警戒サインは、悪くなってから考える道具ではない。症状が急に悪化しているとき、自傷や強い絶望があるときは、これは技術論の外側の問題で、いま医療につながることが先である。この単位が扱うのは、まだ調子が保たれている静かな日に、いざというときの判断と連絡を設計しておく作業だ。台帳は、自分で治療を動かすために作るのではない。医療につながる時刻を早めるために作る。この区別を落とすと、以下の技術は逆向きに働く。
前触れは共通の教科書ではなく、個人の筆跡で書かれる
バーチウッド、スペンサー、マクガヴァンが2000年に Advances in Psychiatric Treatment に発表した総説は、精神病性の症状を伴う病気の再発研究を整理して、三つのことを述べている。
第一に、はっきりした症状の再燃の前に、思考・感情・行動の細かい変化が先行する。しかも多いのは、いかにも病気らしい症状ではなく、気分の落ち込み、引きこもり、睡眠と食欲の乱れといった、誰にでも起きうる不調のほうだ。前触れは目立つ格好では現れない。
第二に、進み方が速い。総説がまとめた範囲では、この変化は多くの場合4週間に満たない期間で進む。ひと月というのは、次の診察予約までの標準的な間隔とだいたい同じ長さである。つまり前触れは、たいてい診察と診察のあいだの空白で起きる。
第三に、実用上いちばん重要な点だが、前触れの中身と順番には個人差が大きい。ある人では睡眠から崩れ、別の人では音への過敏さから始まり、また別の人では買い物が増える。だから予測の精度は、他人と比べるより、その人自身の平常値からの変化幅で見るほうが上がる。著者らはこの個人固有の並びを、再発のシグネチャー——署名、あるいは筆跡——と呼んだ。
数字も出ている。神経症的・抑うつ的な症状と、軽度の精神病性の症状を組み合わせた標準尺度を2週間おきに測ると、再発は感度50〜79%、特異度75〜81%で予測できる。悪くない。ただしこの数字は、後で値切りに使う。
訓練は何を動かしたのか——三つの領域からの証拠
前触れを読む訓練には、効果を測った試験の蓄積がある。精神科の外にもある。三つ並べる。
モリスらが2007年に Cochrane Database of Systematic Reviews に発表したレビューは、気分の波が大きい病気を抱える人を対象に、早期警戒サインの認識を教える介入の無作為化比較試験を集めた。11件の試験が該当したが、主要評価項目のデータを報告していたのは6件だけだった。その6件で、初回の再発までの時間は介入群のほうが長く、ハザード比0.57(95%信頼区間0.39〜0.82)。入院した人の割合も介入群で少なかった。著者ら自身が、これだけ多くの試験で主要評価項目のデータが欠けていることを問題として書き添えている——効果の推定より先に、報告の質が値切られている格好だ。
ハウクロフトらが2016年に発表したコクランレビューは、舞台を呼吸器に移す。慢性の呼吸器疾患をもつ1550人・7件の無作為化比較試験を6〜12か月追った。あらかじめ医療者と作った行動計画に短い教育を添えると、入院のオッズ比は0.69(0.49〜0.97)。19人がこの計画を持つと、1人分の入院が減る計算になる。救急受診のオッズ比は0.55(0.38〜0.78)で、12人に1人分。ところが、総死亡は0.88(0.59〜1.31)で差がつかなかった。生活の質の総合点も改善はしたが小さい。前触れを読む訓練は、病気の行方そのものではなく、悪化の局面での動きを変えている、と読むのが正確だろう。
三つめが、この単位でいちばん示唆的な試験である。バッシュらが2017年に JAMA に報告した無作為化試験では、進行がんの治療を受けている766人が、週に1回、12種類の症状を自分で入力した。ここからが肝心だ——重い症状や悪化があると、看護師に自動でメールが飛ぶ。診察日には印刷された症状の一覧が医師に渡る。結果、生存期間の中央値は31.2か月対26.0か月だった。
この試験を「自己記録は寿命を延ばす」と読むと、いちばん大事な部品を落とす。効いていたのは記録ではない。記録の宛先である。同じ入力を手帳に書いて引き出しにしまっていたら、メールは誰にも飛ばない。
値切り:「記録すればするほど良い」という信仰
ここで、自己計測の産業が売ってくる前提を検品する。細かく、頻繁に、多項目で記録するほど良い——本当か。
まず算数から。特異度75〜81%というのは、悪化していない2週間のうち19〜25%で警報が鳴る、という意味でもある。2週間おきに年26回判定すれば、何事もない一年でも5回前後は空振りする勘定になる。火災報知器が年に5回鳴る家では、6回目に人は電池を抜く。誤警報は単なる無駄ではない。次の本物の警報の感度を、静かに下げていく。
もう一つは、モニタリングそのものの副作用である。マクマランらが2019年に Journal of Affective Disorders に発表したメタ分析は、20研究・7373人を統合して、健康不安とオンラインでの健康情報探索の相関を r=.34、健康不安と、調べずにいられない状態との相関を r=.62 と推定した。後者はかなり強い。ただし横断研究が中心で、不安だから調べるのか、調べるから不安になるのかは、この数字だけでは決められない。
そこでポルクラスらが2020年に Zeitschrift für Psychologie に報告した実験が効いてくる。学生79人に、自分が気にしている症状をひとつ挙げてもらい、5分間だけインターネットで調べさせる。前後で測ると、健康への懸念は有意に増えていた。増え幅は否定的な感情を抱きやすい傾向に左右されたが、病気不安の強さでは調整されなかった——もともと心配性の人だけの現象ではない。夜中に検索窓へ症状を打ち込んだことのある人なら、この5分には覚えがあるはずだ。
注意を症状に向ける行為は、中立ではない。向けた分だけ、拾える身体感覚の解像度が上がる。これまで気にならなかった揺らぎが記録に載り、載れば意味を探す。この閉じた回路は、記録が誰にも渡らないときにいちばんよく回る。バッシュらの試験との違いは、そこにある。
皮肉なのは、この閉回路が「まじめな患者」の顔をして現れることだ。記録を欠かさず、項目を増やし、グラフの傾きを毎晩点検する。熱心さの指標としては満点で、健康の指標としては何も保証しない。値切られるべきは本人の努力ではなく、努力の量が成果に比例するという記録アプリ側の前提である。
時間・変化:シグネチャーは書き換わる
筆跡という比喩には、ひとつ大事な含みがある。筆跡は加齢と生活で変わる。
前触れの並びは、一度作れば終わりの台帳ではない。病気の経過、治療の内容、年齢、季節、仕事や家族の状況が変われば、立ち上がる順番も変わる。20代のときのサインが40代でも同じである保証はない。むしろ、変わっていることに気づかないまま古い台帳を使い続けるほうが危ない。
実務的には、悪化を一度くぐったあとが、いちばん精度の上がる機会である。落ち着いてから、直前の2〜4週間に何が起きていたかを思い出して1行足す。返信が滞った、音楽を聴かなくなった、甘いものが増えた。本人だけでは思い出せないことも多い。同居している人や近い人が気づいた変化を1つ聞いておくと、台帳の質は目に見えて上がる——他人のほうが先に気づく項目は、たいてい本人の観測範囲の外にある。
もう一方向の時間もある。使わない期間が長いほど、台帳の内容は現実から離れていく。年に一度、静かな時期に読み返して書き換える。棚のここまでで作ってきたもの——002の言葉の解像度、008のやれる感覚、009の医療者との作業同盟、012の環境——は、すべてこの書き換えの材料になる。特に009で作った同盟は、この台帳の受け取り手そのものである。
妨げるもの、助けるもの、最初の一歩
標本の偏りを先に断っておく。ここまでの研究は欧米の標本に偏り、精神科領域では再発の定義が試験ごとに揃っていない。コクランのレビューは、主要評価項目のデータを報告しない試験の多さを自ら問題にしている。オンライン探索の研究は横断・自己報告・学生標本が中心で、因果の向きは決まらない。共通の弱点として、状態の重い人ほど研究に参加しにくく、途中で抜けやすい。数字は向きの参考であって、あなたの台帳の目盛りではない。
妨げるものは三つ。第一に、誤警報の疲れ。年に何度も空振りする基準は、遅かれ早かれ無視される。基準は少なく粗いほうが生き延びる。第二に、サインを失敗の証拠として読むこと。前触れが出たという事実は、努力が足りなかった証明ではなく、単に情報である。ここで003で扱った自分への態度が効いてくる。第三に、一人で完結させること。台帳を引き出しにしまう設計は、いちばんよく回る閉回路——不安の側の回路——を選んだということだ。
助けるものは二つ。第一に、平常値を先に決めておくこと。前触れは絶対値ではなく変化幅で読むのだから、基準がなければ読みようがない。ふだんの睡眠、連絡頻度、外出。三つで足りる。第二に、段を決めておくこと。緑(いつも通り)、黄(何かが動いた)、赤(受診が先)の三段と、それぞれで取る行動、赤のときに誰にどう連絡するかを、静かなうちに紙にしておく。判断が要る場面で判断しなくていいようにするのが、この紙の仕事である。行動の中身は医療者と一緒に決めるもので、この教材が指定できるものではない。
最初の一歩は今日。直近で調子を崩したときの、その直前2〜4週間を思い出し、いつもと違ったことを三つだけ書く。三つでいい。多いほど良いという前提は、いま値切ったばかりである。
一枚の紙にして、持っていく
この単位の成果物は一枚の紙である。自分の前触れが三つ。平常値が三つ。三段の目安と、赤のときの連絡先。それだけだ。
この紙は、机の引き出しではなく、次の診察に持っていくためにある。バッシュらの766人で生存期間の中央値を動かしたのは、症状の入力そのものではなく、入力が人に届く配線だった。前触れを読む力は、独立して完結する技能ではなく、医療につながるまでの時間を短くする前処理である。自己管理は受診の代わりではない。悪化しているときにやることは、記録の追加ではなく受診である——この単位でいちばん覚えて帰るべき一文があるとすれば、これだ。
次の単位は 014「アイデンティティの再構築力」——前触れを読み、環境を整え、医療につながっても、まだ手つかずで残る問題がある。病気は日程を壊すだけでなく、自分が何者かという設定を壊す。壊れた設定をどう組み直すかを次に扱う。
- Birchwood, Spencer & McGovern 2000(Advances in Psychiatric Treatment 6:93-101):再発の前触れは、いかにも病気らしい症状より、気分の落ち込み・引きこもり・睡眠と食欲の乱れが先に来ることが多く、多くの場合4週間に満たない期間で進む。中身と順番の個人差が大きいため、他人との比較より本人の平常値からの変化幅で読むほうが当たる——これが再発のシグネチャーという考え方
- 同じ総説:神経症的・抑うつ的な症状と軽度の精神病性の症状を組み合わせた標準尺度を2週間おきに測ると、再発は感度50〜79%・特異度75〜81%で予測できる。特異度75〜81%は、悪化していない2週間の19〜25%で警報が鳴るという意味でもあり、2週間おきに年26回判定すれば静かな一年でも5回前後は空振りする
- Morriss ら 2007(Cochrane Database of Systematic Reviews CD004854):気分の波が大きい病気を抱える人への早期警戒サイン介入。該当した無作為化比較試験は11件だが主要評価項目のデータを報告していたのは6件だけで、その範囲で初回再発までの時間はハザード比0.57(95%信頼区間0.39〜0.82)、入院した人の割合も介入群で少なかった。著者ら自身がデータ欠損の多さを問題として明記している
- Howcroft ら 2016(Cochrane Database of Systematic Reviews CD005074.pub4):慢性の呼吸器疾患をもつ1550人・7件の無作為化比較試験。医療者と作った行動計画に短い教育を添えると入院のオッズ比0.69(0.49〜0.97・19人に1人分)、救急受診のオッズ比0.55(0.38〜0.78・12人に1人分)。ただし総死亡は0.88(0.59〜1.31)で差がつかなかった
- Basch ら 2017(JAMA):進行がんの治療を受ける766人が週1回12種類の症状を自己申告し、重い症状や悪化があると看護師に自動でメールが飛ぶ設計にした無作為化試験で、生存期間の中央値は31.2か月対26.0か月だった。効いていたのは記録そのものではなく、記録が人につながる配線である
- McMullan ら 2019(Journal of Affective Disorders 245:270-278):20研究・7373人のメタ分析で、健康不安とオンラインでの健康情報探索の相関はr=.34、健康不安と調べずにいられない状態の相関はr=.62。ただし横断研究が中心で因果の向きは決められない。Pollklas ら 2020(Zeitschrift für Psychologie 228巻2号)の実験では、学生79人が気になる症状をわずか5分間ネットで調べただけで、健康への懸念が有意に増えた
- この単位の成果物は一枚の紙である——自分の前触れ3つ、平常値3つ、緑・黄・赤の三段と赤のときの連絡先。そしてその紙は引き出しではなく診察に持っていくためにある。症状が急に悪化しているとき、自傷や強い絶望があるときは技術論の外の問題で、いま医療につながることが先。自己管理は受診の代わりではない
| よくある誤解 | 実際のところ |
|---|---|
| 早期警戒サインには標準のリストがあり、それを覚えておけばよい | 総説がまとめた要点は逆で、前触れの中身と順番は個人差が大きく、予測の精度は他人との比較より本人の平常値からの変化幅で見たときに上がる。しかも先に立つのは病気らしい症状ではなく、眠り・人づきあい・食欲といったありふれた不調であることが多い。標準リストは出発点にはなるが、そのままでは自分の筆跡にならない |
| 記録は細かく頻繁に、項目は多いほど良い | 特異度75〜81%は、静かな2週間の4〜5回に1回は空振りするという意味でもあり、誤警報は次の本物の警報の効き目を削る。加えて、20研究・7373人のメタ分析では健康不安と調べずにいられない状態の相関がr=.62、79人の実験では5分の症状検索だけで健康への懸念が有意に増えた。注意を症状に向ける行為は中立ではない |
| サインを正確に読めるようになれば、受診しなくても自分で対処できる | 766人の無作為化試験で生存期間の中央値を動かした設計は、週1回の自己申告が重い症状のときに看護師へ自動で飛ぶというものだった。呼吸器疾患の行動計画も、医療者と事前に作ったうえで入院と救急受診を減らしたが、総死亡は動かなかった。前触れを読む力は受診の代替ではなく、受診までの時間を短くするための前処理である |
自己計測の産業は、記録を美徳として売ってきた。項目を増やし、頻度を上げ、グラフの傾きを毎晩点検する人が、いちばん熱心な患者として表彰される。ところがデータのほうは、熱心さと成果のあいだにそこまでの比例関係を認めていない。生存期間の中央値を5か月動かしたのは、患者の几帳面さではなく、入力が看護師のメールボックスへ飛ぶ配線だった。つまりあの試験が証明したのは、記録の力ではなく、宛先の力である。夜中に検索窓へ症状を打ち込む5分で懸念が測定できるほど増えるという実験結果を思えば、宛先のない記録は、熱心であるほど静かに逆向きに働く。今日あなたが作るべきものは、より詳細な台帳ではない。三行の紙と、それを渡す相手である。
Q1. バーチウッドらの2000年の総説によれば、再発の前触れは多くの場合____週間に満たない期間で進み、標準尺度を2週間おきに用いると感度____%、特異度____〜81%で予測できる。個人固有の前触れの並びを____と呼ぶ。穴埋め
Q2. 特異度75〜81%という数字を、警報の鳴り方に翻訳すると何が言えるか。本文の計算と、そこから導かれる実務上の含意を述べよ。一問一答
Q3. 進行がんの治療を受ける766人を対象にしたバッシュらの2017年の無作為化試験について、本文の記述と一致するものはどれか。選択
Q4. 本文が示した「閉じた回路」の順序を並べよ。(意味を探して調べる/注意が症状に集中する/気づく/拾える揺らぎが増える/記録する)並べ替え
Q5. この単位の成果物である「一枚の紙」に載るものを挙げ、その紙をどこへ持っていくためのものかを説明せよ。あわせて、赤の段で何をするかを述べよ。一問一答
直近で調子を崩した時期を一つ選び、その直前の2〜4週間に、いつもと違ったことを三つだけ書き出す。三つ以上は書かない。合わせて、ふだんの状態を三つ数えておく——ふだんの睡眠時間、ふだんの連絡や返信の頻度、ふだん外に出る回数。書いたものは、次の診察や面談に持っていける形(手帳の1ページ、メモアプリの1画面)にしておく。病気を抱えていない人・治療中でない人の代替:直近で体調や気分が大きく落ちた時期を一つ選び、その前の2〜4週間に変わっていたことを三つ書き、ふだんの睡眠・連絡・外出の三つを数える。医療行為や服薬の変更は課題に含めない。
——とはいえ、その“正しい用法・用量”は、まだ誰も知らない。ここまでの研究に、あなたのデータは1件も入っていないからだ。平均は地図にすぎない。自分の“いい具合”は、試して探すしかない。
あなたの実験(N=1)を始める → プロジェクトに追加(記録機能は準備中)
- Birchwood M., Spencer E., McGovern D. (2000) 'Schizophrenia: early warning signs', Advances in Psychiatric Treatment 6:93-101 — www.svhm.org.au
- Morriss R., Faizal M.A., Jones A.P., Williamson P.R., Bolton C.A., McCarthy J.P. (2007) 'Interventions for helping people recognise early signs of recurrence in bipolar disorder', Cochrane Database of Systematic Reviews CD004854 — www.cochrane.org
- Howcroft M., Walters E.H., Wood-Baker R., Walters J.A.E. (2016) 'Action plans with brief patient education for exacerbations in chronic obstructive pulmonary disease', Cochrane Database of Systematic Reviews CD005074.pub4 — www.cochrane.org
- Basch E., Deal A.M., Dueck A.C., Scher H.I., Kris M.G., Hudis C., Schrag D. (2017) 'Overall Survival Results of a Trial Assessing Patient-Reported Outcomes for Symptom Monitoring During Routine Cancer Treatment', JAMA 318(2):197-198 — www.mskcc.org
- McMullan R.D., Berle D., Arnáez S., Starcevic V. (2019) 'The relationships between health anxiety, online health information seeking, and cyberchondria: systematic review and meta-analysis', Journal of Affective Disorders 245:270-278 — researchers.mq.edu.au
- Pollklas M., Widemann L., Lochschmidt M., Plakhuta A., Gerlach A.L. (2020) 'Cyberchondriasis: The Effect of Searching the Internet on Health Concerns', Zeitschrift für Psychologie 228(2):110-118 — econtent.hogrefe.com