「ジョブを掴めば当たる」——だが名著は成功の事後の物語。手法は成功を約束せず撤退を賢くし、掴んだ用事は検証すべき仮説。用事の記録が全ての起点
新規事業の名著(JTBD=ジョブ理論、ブルーオーシャン、リーン)は、その多くが成功した事業を後から振り返って書かれた『事後の物語』だ。ミルクシェイクの話も、検証された事実というより考え方を伝える逸話である。手法の名の流通と、検証の証明は別物だ。査読研究が示すのは別の向きで、計画と成果の関係は文脈しだい(Brinckmann et al 2010)、起業の値打ちは安く早く試してダメな筋を見切り次へ回すこと(Kerr et al 2014)、掴んだ用事は検証すべき仮説(Felin et al 2020)で、機会は手元の資源から組み立てられうる(Sarasvathy 2001)。だから問うべきは、どの手法が当たるかでなく、どうすれば安く早く間違えて次に進めるか——その最初の材料が、誰のどんな用事かの仮説である。
この棚は、誰に向けて書かれているか
この棚(新規事業)は、新しい商いを、自分で立ち上げる人に向けて書かれている。スタートアップの創業者、とは限らない。本業の傍らで新しい売り物を試す店主、社内で新規事業を任された人、頒布の新しいシリーズを立ち上げる人、副業を事業にしようとしている人、家業に新しい柱を作ろうとする後継ぎ——そのすべてが、この棚の読者である。だから、この棚は「資金を集めて急成長する」だけの話をしない。手元のお金で、本業の傍らで、小さく試す人にも、同じように役立つように書く。
そのうえで、一度だけ、はっきり断っておきたい。新しい事業の大半は、形にならずに終わる。 これは脅しではなく、出発点だ。だから、この棚の目的は、成功の約束ではない。目指すのは、たった一つ——安く、早く、賢く間違えて、次の仮説に進める状態を作ることである。当てにいくのではなく、外れ方を上手にする。この順番を取り違えた挑戦を、この棚は勧めない。誤解しないでほしい。これは「どうせ失敗するから期待するな」という後ろ向きの話ではない。むしろ逆だ。大半が形にならないと知っているからこそ、一発の大勝負に全部を賭けるのではなく、小さく試して、外れたら軌道を変え、また試す——その繰り返しに耐えられる形を、最初から作っておく。生き延びて、何度も打席に立てる人が、結局いちばん遠くまで行く。この棚が味方するのは、勇ましい賭け手ではなく、しぶとく試し続ける人のほうだ。
この棚の地図——四つの段を、順に絞る
この棚は、新しい事業が育つ流れに沿って、四つの段を順にたどる。上から下へ、広い問いから狭い問いへ、順に絞っていく地図だと思ってほしい。
第一の段(青・課題の発見)は、いま読んでいるここ。誰の、どんな用事を片づけるのかを掴み、その課題が本物かを確かめ、市場を見立て、最小の試作で試す。第二の段(緑・仮説と検証の設計)は、確かめ方——作る前に売る、仮説を一枚に描く、検証の順番、方向転換。第三の段(橙・初期市場と採算)は、最初の客——アーリーアダプター、声の扱い、採算の見立て、値付けの検証。第四の段(桃・スケールと社内)は、その先——本業の資産、段階的な拡大、社内の後ろ盾、事業化の関門。全部で十六の単位がある。だが、この棚で本当に言いたいことは、三つだけだ。焦って全部を覚える必要はない。地図をいちどに歩き切ろうとしなくていい。いま立っているのは、いちばん上の、いちばん広い段——「誰の、どんな用事か」を掴む場所である。ここが曖昧なまま下の段へ急ぐと、精巧な検証も、うまい値付けも、そもそも「何のための事業か」が抜けたまま空回りする。逆に、ここさえ据われば、あとの段は、この「用事」に照らして一つずつ判断していける。だから、この最初の段に、いちばん腰を据えてほしい。
「ジョブを掴めば当たる」——名著は、成功の“事後の物語”だ
新規事業には、たくさんの名著がある。顧客の「片づけたい用事(ジョブ)」に注目するJTBD(ジョブ理論)、競争のない市場を狙うブルーオーシャン、無駄なく試すリーン——どれも、多くの人に読まれてきた。よく引かれる逸話もある。「客はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しい」。ある飲食チェーンで、朝に売れるミルクシェイクは、味の改良ではなく「退屈な通勤を紛らわす」用事のために買われていた、という話も名高い。
だが、ここで立ち止まりたい。これらの名著は、その多くが、成功した事業を後から振り返って書かれた「事後の物語」だ。 そしてミルクシェイクの話も、検証された事実というより、考え方を伝えるための「逸話」である。逸話は、ものの見方を教えてくれる。だが、逸話は証拠ではない。手法の名前が広く流通していることと、その手法で検証がなされたことは、別物だ。 実際、起業を「実験」として捉え、その進め方を大規模に調べた比較試験が示したのは、意外な向きだった——方法は、当たりを約束しない。方法が上手にするのは、むしろ「賢い撤退」のほうだ。(ここでは特定の研究の数字は挙げない。向きだけを受け取ってほしい。)
実証の芯は、手法は成功を約束せず、撤退を賢くする
査読された研究は、名著の熱量とは、少し違う絵を見せる。Brinckmann らが2010年に、事業計画(手法の代表)と成果の関係を、多くの研究を束ねて調べた分析(メタ分析)で、「計画すれば成功する」とは言えず、効果は状況しだいで大きく変わることを示した。計画は、ある文脈では助けになり、別の文脈では足かせにもなる。手法は、万能の当たりくじではない。
さらに Kerr、Nanda、Rhodes-Kropf が2014年に、起業を「実験」として捉え直した。実験の値打ちは、一発で当てることではない。安く、早く試して、ダメな筋を早めに見切り、次に資源を回せることにある。科学者が一回の実験で真理を証明しないのと同じで、起業家も一回の試みで正解に辿り着くわけではない。大事なのは、一つひとつの試みを、できるだけ安く、できるだけ多くの学びが得られる形にして、外れても致命傷にならないようにしておくことだ。そうすれば、失敗はただの損失ではなく、次の一手を絞り込むための情報に変わる。つまり、名著が本当に与えてくれるのは「当てる公式」ではなく、「間違いを、安く早くするための、ものの見方」だ。だとすれば、問うべきは「どの手法が当たるか」ではない。どうすれば、外れたときの傷を浅くし、次の一手に早くつなげられるかである。
掴んだジョブは、答えでなく、検証すべき仮説
では、「片づけたい用事(ジョブ)」を掴むこと自体は、無意味なのか。そうではない。ただ、掴んだつもりのジョブは、答えではなく、仮説だ、という一点を外さないでほしい。
Felin、Gambardella、Stern、Zenger が2020年に、起業家の「戦略」は、世界の真実をそのまま発見したものではなく、「こうではないか」という理論・仮説であり、実験で確かめるべき対象だと論じた。あなたが「客はこういう用事を抱えているはずだ」と思いついたとき、それはまだ、確かめられていない見立てにすぎない。加えて、Sarasvathy が2001年に、優れた事業機会は、遠くに「発見」されるのを待っているだけでなく、手元にある資源・人・強みから「組み立てられる」(エフェクチュエーション)ことも示した。つまり、ジョブは天から降ってくる正解ではない。手元から立て、検証で鍛える、育てものだ。この「片づけたい用事」の仮説こそが、これから続く四つの段すべての、いちばん最初の材料になる。ここで一つ、気をつけたいことがある。仮説だと分かっていても、人は自分の思いついた用事に惚れ込みやすい。惚れ込むと、それを否定する声が耳に入らなくなる。だから、最初に「これはまだ仮説だ」と紙に書いておくことには、意味がある。自分に向けた、小さな予防線だ。惚れ込んだ用事ほど、あとで確かめるのが怖くなる——その怖さこそ、確かめるべきだという合図である。
時間・変化:2001年から今へ
順に置く。2001年、Sarasvathy が、機会は発見されるだけでなく手元資源から構築されると論じる。2005年、Ulwick が、顧客の「成し遂げたい成果」から考える見方(アウトカム)を、2016年、Christensen らが、書籍で「片づけたい用事(ジョブ)」の考え方を広める。その間、2010年に Brinckmann らが、計画と成果の関係は文脈しだいだと示し、2014年に Kerr らが起業を実験として捉え直し、2020年に Felin らが、戦略は検証すべき仮説だと論じた。
この十数年で、研究の目は「どの手法が正しいか」を競うことから、「起業とはそもそも不確実性のなかでの実験であり、どう学ぶか」を問うことへと移ってきた。手法を崇めることから、手法を検証の道具として使いこなすことへ、である。
この間に確からしくなったのは、「良い手法を選べば当たる」ということではない。確からしくなったのは、手法は成功を約束せず、掴んだジョブは仮説にすぎず、値打ちは安く早く間違えて次に進めること——という、向きのほうである。手法の名の流通と、検証の証明は、別物だ。
妨げるもの、助けるもの、最初の一歩
妨げるものの筆頭は、名著の逸話を「証明された正解」として飲み込んでしまうことである。ミルクシェイクの話に膝を打つのはいい。だが、それはあなたの事業の証拠ではない。他人の物語は、あなたの顧客について、何も保証してくれない。もう一つは、逆に「大半は失敗するのだから」と、確かめもせず尻込みすることだ。実証の芯は、当てるか諦めるかではなく、安く早く間違える構えを作る、という話である。
助けになるのは、いきなり作り始める前に、「誰の、どんな用事を、片づけようとしているのか」を、一枚に書いてみることだ。最初の一歩は10分。「私は〔誰〕の〔どんな状況〕での〔片づけたい用事〕を助ける」という形で、思いつくままに書き出す。そのうえで、それが「確かめた事実」なのか「まだ確かめていない思い込み」なのかを、正直に分けて印をつける。まだ客も、試作も、値段も要らない。この一枚の仮説が、四つの段すべての、いちばん上に置かれる。そして、ここに書いた「用事」の記録が、のちに事業を続けるか畳むかを決めるときの、いちばん大事な証拠になる。うまく書けなくても構わない。書けないということは、そこがまだ曖昧だという合図で、それ自体が、確かめるべき場所を教えてくれる。まずは、下手でも一文、自分の言葉で置いてみることだ。
- この棚(新規事業)の★・棚頭で、読者は新しい商いを自分で立ち上げる人(創業者に限らず、本業の傍らで新しい売り物を試す店主・社内で新規事業を任された人・頒布の新シリーズを立ち上げる人・副業を事業にする人・家業に新しい柱を作る後継ぎ)。一度だけ断る——新しい事業の大半は形にならずに終わる。この棚の目的は成功の約束でなく、安く・早く・賢く間違えて次の仮説に進める状態を作ること。当てにいくより外れ方を上手にする
- この棚は四つの段を順にたどる地図。青(課題の発見・513-516)=誰のどんな用事を片づけるか掴み課題が本物か確かめ市場を見立て最小の試作で試す、緑(仮説と検証の設計・517-520)=作る前に売る・仮説を一枚に描く・検証の順番・方向転換、橙(初期市場と採算・521-524)=アーリーアダプター・声・採算・値付け、桃(スケールと社内・525-528)=本業の資産・段階的拡大・社内の後ろ盾・事業化の関門。全16単位だが本当に言いたいのは三つだけ
- 新規事業の名著(JTBD=ジョブ理論、ブルーオーシャン、リーン)は、その多くが成功した事業を後から振り返って書かれた事後の物語=実務書である。よく引かれる『客はドリルでなく穴が欲しい』やミルクシェイクの話は、検証された事実というより考え方を伝えるための逸話。逸話はものの見方を教えるが証拠ではない。手法の名が広く流通していることと、その手法で検証がなされたことは別物である
- 査読研究は名著の熱量と違う絵を見せる。Brinckmann et al 2010 は事業計画(手法の代表)と成果の関係を束ねて調べ、計画すれば成功するとは言えず効果は状況しだいで大きく変わると示した。Kerr, Nanda & Rhodes-Kropf 2014 は起業を実験として捉え直し、値打ちは一発で当てることでなく、安く早く試してダメな筋を早めに見切り次に資源を回せることだと示した。手法は万能の当たりくじでない
- 掴んだつもりの用事(ジョブ)は答えでなく検証すべき仮説である。Felin, Gambardella, Stern & Zenger 2020 は、起業家の戦略は世界の真実の発見でなく『こうではないか』という理論・仮説で実験で確かめる対象だと論じた。Sarasvathy 2001 は、優れた機会は遠くに発見されるのを待つだけでなく手元の資源・人・強みから組み立てられる(エフェクチュエーション)とも示した。ジョブは天からの正解でなく、手元から立て検証で鍛える育てもの
- 確からしくなったのは良い手法を選べば当たるでなく、手法は成功を約束せず掴んだジョブは仮説にすぎず値打ちは安く早く間違えて次に進めることという向き。手法の名の流通と検証の証明は別物。だからこの棚は起業を煽らず(誰でも成功・行動あるのみ型なし)、逸話を検証済み事実として書かず(ミルクシェイクも)、実在スタートアップを当事者名で優劣評価せず、これをやれば当たると断定しない。失敗率・効果量の数値は書かない
- だからこの単位でやるのは、いきなり作り始める前に、誰のどんな用事を片づけようとしているのかを一枚に書くこと。『私は〔誰〕の〔どんな状況〕での〔片づけたい用事〕を助ける』の形で書き出し、それが確かめた事実か、まだ確かめていない思い込みかを正直に分けて印をつける。客も試作も値段もまだ要らない。この一枚の仮説が四つの段すべてのいちばん上に置かれ、ここに書いた用事の記録が、のちに事業を続けるか畳むかを決めるときのいちばん大事な証拠になる
| よくある誤解 | 実際のところ |
|---|---|
| ジョブ理論やリーンのような有名な手法を正しく学んで使えば、新規事業は当てられる | 新規事業の名著は、その多くが成功した事業を後から振り返って書かれた事後の物語=実務書であり、『客はドリルでなく穴が欲しい』やミルクシェイクの話も、検証された事実というより考え方を伝える逸話である。手法の名が広く流通していることと、その手法で検証がなされたことは別物だ。Brinckmann et al 2010 は計画と成果の関係が文脈しだいで手法=成功ではないことを、Kerr et al 2014 は起業の値打ちが安く早く試してダメな筋を見切り次へ回すことにあることを示した。手法は万能の当たりくじではない |
| 顧客の片づけたい用事(ジョブ)を一度しっかり掴めば、それが正解なのだから、あとは作ればよい | 掴んだつもりの用事は、答えではなく検証すべき仮説である。Felin, Gambardella, Stern & Zenger 2020 は、起業家の戦略は世界の真実の発見でなく『こうではないか』という理論・仮説で、実験で確かめる対象だと論じた。Sarasvathy 2001 は、優れた機会は遠くに発見されるのを待つだけでなく、手元の資源・人・強みから組み立てられる(エフェクチュエーション)ことも示した。だから用事は天から降ってくる正解でなく、手元から立てて検証で鍛える育てもので、まだ確かめていない見立てにすぎない |
| 新しい事業は大半が失敗するのだから、よほど確信が持てるまでは動かないほうが賢い | 実証の芯は、当てるか諦めるかの二択ではない。確からしくなったのは、手法は成功を約束せず、掴んだ用事は仮説にすぎず、値打ちは安く早く間違えて次に進めることだという向きである。だから確信を待って立ちすくむのでも、逸話に煽られて突っ走るのでもなく、安く早く賢く間違える構えを作る。この棚は起業を煽らず(誰でも成功・行動あるのみ型なし)、逸話を検証済み事実として書かず、実在スタートアップを当事者名で優劣評価せず、これをやれば当たると断定しない。application は自分の仮説メモで完結し、顧客を無断の実験台にしない |
皮肉なのは、いちばん胸を打つ逸話ほど、いちばん証拠に見えてしまうことだ。ミルクシェイクの話に膝を打った瞬間、私たちは「分かった」気になる。だが、他人の成功物語は、あなたの事業の証拠ではない。確からしいのは、手法は成功を約束せず、掴んだ用事は仮説にすぎず、値打ちは安く早く間違えて次に進めること——その向きのほうだ。だから、この棚のいちばん上に置くのは、当てる公式ではない。誰の、どんな用事を片づけようとしているのか、その仮説を自分の言葉で一枚に書き、それが確かめた事実か、まだ思い込みかを、正直に分けておくことだ。この一枚は当たりを約束しない。だが、外れたときに「何が違ったのか」を教えてくれる、いちばん大事な記録になる。次の単位は 514「課題の深さを確かめるには?」。書いた用事の仮説を、どう確かめるか——聞けば分かる、という思い込みの内側を、まず見にいく。
Q1. 新規事業の名著の多くは、成功した事業を後から振り返って書かれた ____ の物語であり、ミルクシェイク等の話は検証された事実というより考え方を伝えるための ____ である。手法の名が流通していることと、その手法で ____ がなされたことは別物である。穴埋め
Q2. 起業を『実験』として捉え直した Kerr, Nanda & Rhodes-Kropf 2014 が示した、実験の値打ちはどれか。選択
Q3. 『掴んだジョブ(片づけたい用事)は答えでなく仮説だ』とはどういうことか。Felin et al 2020 と Sarasvathy 2001 に触れて述べよ。一問一答
Q4. この棚が『いちばん上に置く』最初の一歩は何か。書いたものをどう扱うかも含めて述べよ。一問一答
Q5. この棚が示したものを、年の早い順に並べよ。(ア)Kerr らが起業を実験として捉え直す(イ)Sarasvathy が機会は手元資源から構築されると論じる(ウ)Felin らが戦略は検証すべき仮説だと論じる(エ)Brinckmann らが計画と成果は文脈しだいと示す並べ替え
紙かメモアプリに今日の日付を書く。次に、自分がいま温めている(あるいは想像する)新しい商いについて、『誰の、どんな用事を、片づけようとしているのか』を一枚に書き出す。『私は〔誰〕の〔どんな状況・場面〕での〔片づけたい用事〕を助ける』という形で、思いつくままに二つか三つ書いてみる。そのうえで、それぞれの一文を、(1) すでに自分の目で確かめた事実、(2) まだ確かめていない思い込み・期待、に正直に分けて印をつける。さらに、いちばん確かめたいのにまだ確かめていない思い込みに丸をつける。実在の顧客を無断で実験台にしたり、特定の事業の成否を断定したりはしない。自分の仮説メモとして完結させ、あとで見返せるよう残しておく。
——とはいえ、その“正しい用法・用量”は、まだ誰も知らない。ここまでの研究に、あなたのデータは1件も入っていないからだ。平均は地図にすぎない。自分の“いい具合”は、試して探すしかない。
あなたの実験(N=1)を始める → プロジェクトに追加(記録機能は準備中)
- Christensen C.M., Hall T., Dillon K., Duncan D.S. (2016) 『Competing Against Luck: The Story of Innovation and Customer Choice』New York: Harper Business — openlibrary.org
- Ulwick A.W. (2005) 『What Customers Want: Using Outcome-Driven Innovation to Create Breakthrough Products and Services』New York: McGraw-Hill — openlibrary.org
- Sarasvathy S.D. (2001) ‘Causation and Effectuation: Toward a Theoretical Shift from Economic Inevitability to Entrepreneurial Contingency’, Academy of Management Review 26(2):243-263 — doi.org
- Brinckmann J., Grichnik D., Kapsa D. (2010) ‘Should entrepreneurs plan or just storm the castle? A meta-analysis on contextual factors impacting the business planning–performance relationship in small firms’, Journal of Business Venturing 25(1):24-40 — doi.org
- Felin T., Gambardella A., Stern S., Zenger T. (2020) ‘Lean startup and the business model: Experimentation revisited’, Long Range Planning 53(4):101889 — doi.org
- Kerr W.R., Nanda R., Rhodes-Kropf M. (2014) ‘Entrepreneurship as Experimentation’, Journal of Economic Perspectives 28(3):25-48 — doi.org